海外の学校始まりが9月の理由はなぜ?4月新学期の日本は少数派!

   

 

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感染症流行の影響で学校もお休みがかなり長くなっていますね。特に4月から新入学でわくわくだった学生さんたちはがっかりしているでしょう・・・そうじゃない人もいっぱいいるかもしれませんがww

ここ最近で噂になっている「学校の始まりを9月に!」という話なんですども、今学校に行っている世代だけではなく、みんなが気になる話題ですよね。

「なんで9月?」って純粋に思ったんですが、海外、特に欧米諸国は9月に新学年の始まり。それに合わせて行こうってことなんですねー。

でもでも「海外の学校はなんで9月始まり?」という疑問は消えず・・きっと理由があるはず!!ということで調べてみました!日本が4月始まりになった理由も一緒にどうぞ!

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海外の学校開始が9月の理由はなぜ?諸外国と日本の新学期は違う!【諸説あり】

日本の新入学、新学期の始まりといえば春、4月が当たり前になっていますが、海外でもっともポピュラーなのは「9月」です。

欧米諸国の約8割は9月スタートなんですねー。日本では4月で桜の季節が当たり前ですから、ちょっと不思議な感じがしますね。

欧米ではありませんが、3月スタートの韓国などもありますが、4月というのは世界的に見ても本当に少ないです。

海外の学校が9月始まりなのには何かわけがあるのでしょうか・・理由を調べてみたところ、面白いことがわかりましたよ!

海外の学校が「9月始まり」の理由は?

海外の学校が「9月始まり」の理由・・どうやら諸説あるようですが、

農作業のスケジュールが関係している

というのが有力のようです。

欧米の農作業というのは、繁忙期が7月~8月に集中しています。秋に種まきした穀物の収穫や、家畜のえさになる干し草を作る時期がその時期なんですね。

農業を営んでいる家庭では、子供がそのお手伝いをするのが一般的。農業が忙しい時期と学校が同じ時期になってしまうと、どちらかをやめなければいけないことになります。

そのため、農業の繁忙期のすぎた9月が学校の始まりに選ばれているんですねー!

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海外の学年まとめ

アメリカ:9月~6月

カナダ:9月~6月

イギリス:9月~7月

フランス:9月~7月

ドイツ:8月~7月

イタリア:9月~6月

ロシア:9月~6月

オーストラリア:1月~12月

インド:4月~3月

中国:9月~7月

韓国:3月~2月

他にも、各国の天候・気温が関係しているという説もあります。一番気温が高い、暑い時期からずらして学校の始まりを設定しているのではないか?ということですね。

 

 

日本の学校が4月始まりの理由は「年度の開始に合わせたから」

では、日本の学校が4月始まりになった理由はあるのでしょうか。戦後に欧米のルールを多く取り入れた日本なのに、この時期を合わせなかったのには訳があったのでしょうか。調べてみました。

日本の学校の始まりも最初は「9月」だった

もともと明治時代の前までは、日本の学校「寺子屋」の入学はみんなバラバラでした。はいれるときに入る・・といった体制だったんです。

その後、明治5年に「学制」というルールを作った際に大学などの入学月を9月に定めました。

その理由は「外国人の先生を呼ぶため」

できるだけ多くの教師を受け入れるために、欧米と時期を合わせていたとのことです。

日本の学校新学期が4月になったのは明治19年・・理由は「会計年度」

その後、明治19年に日本の学校の新学期は4月に変更になりました。今と一緒ですね。

その理由というのが「会計年度が4月~3月になったから」です。

会計年度とはその年に収める税金などを計るためのもの。いろいろなお店で決算セールが3月に行われているのはそのためです。

会計年度が4月始まりになった理由は

「稲作の準備が始まる時期に合わせた」

「土地税の納期と関係している」

など、諸説あるのですが明確な理由はわかりません。法律でそのように定められました。

学校の始まりを会計年度に合わせた理由についても調べてみたのですが、わかりませんでした・・結構気になるんですけど。

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年度の始まりを変えようとした過去も

ちなみに過去にも日本の年度の始まりを変えようと過去に発案した人もいました。その発案者というのが田中角栄さんです。

田中角栄「暦(1月始まり)に合わせたほうがわかりやすくない?」

と、田中角栄さんは言いましたが、会計年度を変えるには現行の法律をたくさん変えなければならず、周囲からの反対を受けたため変わることはありませんでした。

東京大学も「秋入学にしたい!」と検討していました。その理由は、諸外国と入学月を統一することで留学生の受け入れがしやすくなり、また日本からの留学もしやすくなると考えたためです。

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日本の学校始まりが9月になるメリット・デメリットは?

日本の学校の始まりが変わることによってどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

9月始まりのメリット

まず、東京大学の発案どおり諸外国と入学月を統一することで留学しやすくなるというのはメリットですね。

そして受験シーズンもずれることで、冬の天候による受験トラブルは起きづらくなるでしょう。

 

9月始まりのデメリット

現在の日本の会社のほとんどが4月入社が一般的です。それには会計年度等も関わっていますので、様々なシステムを変更する必要があります。

また、日本では長い間「春は出会いと別れの季節」として定着していますから、多くの人が混乱することも想像に難くありませんね・・

また学校自体も、今までずっと4月始まりだったわけですから変更となると「現在の学年の人はどうする」「入学・卒業の時期が変わるとの弊害」など、多くの問題をクリアする必要があります。

今回の感染による自粛で、日本も大きく変わりそうですね。

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