日本酒「獺祭」価格高騰する?豪雨、浸水被害の影響は?
2018/08/02
「平成30年7月豪雨」と命名された記録的豪雨。
平成になって最悪の被害になっています。
そんな中、名酒「獺祭」を製造している酒造「旭酒造」の蔵も大きな被害を受けたそうです。
獺祭は酒飲みならずとも名前は聞いたことがある名酒。
今回の被害で品薄になるのか、価格の変動はあるのか。
製造再開はいつ頃なのか。調べてみました。
日本酒 獺祭の蔵、大雨の影響で浸水、製造中止に。
山口県にある蔵が浸水被害にあり、製造停止が発表された「獺祭」。
床上浸水の影響で、設備が停止したそうで。かなり大きな被害を受けたようです。
幸いなことに人的被害はなく、7/9には内部の清掃が始まっています。
今回の被害を免れた約30万本の在庫は出荷する予定だそうですが。。
今回の大雨の影響で一升瓶 約90万本の製造に影響があり、被害総額は約14億~15億円にのぼると発表されました。
でかいねぇ。額が。。
ちなみに廃棄検討しているお酒も約30万本あるのだとか。
2カ月から2カ月半、製造再開にはかかるそうです。
品薄による価格変動はあるのか。
旭酒造の桜井一宏社長、桜井博志会長は会見で
「早期の在庫切れは想定していない」と話されていましたが、、、
これに目をつけて価格上げる輩はきっといますよね、、悲しいですけど。
SNSでも、「プレミアム価格には注意、買っちゃダメ」っていう書き込みがかなりありました。
「獺祭」のメーカー価格は1.8L/3,078円(純米大吟醸50)
7/9でネットショップの同ランクの獺祭が一時的に15.000円台まで上昇していましたが、、
やはり市場は目を付けますよね。悲しいですけど。
以前から高値がつけられることがあった。
獺祭は注目され始めて以降、市場価格が変動することがありました。
その際、旭酒造は「お願いです。高く買わないでください」と新聞に広告を出しました。
僕はネットで見たんですけど、かなりインパクトありますよね。
高値で実際に取引が成立する時点で、その商品にはそれだけの価値があるものだというのも確かですけど。。
作り手さんの「みんなに飲んでもらいたい」という気持ちを無にしているようで、とても心が痛みます。
転売さんにはご注意を!
ここ最近だと、安室奈美恵さんコラボのアイシャドウが話題になりましたね。
数量限定、増産なし。発売日7/1。
こぞってみんなが買いに行く中、販売日前から2-3倍の値段で転売している輩もいたそうですから。
メーカーにも苦情が入っていたそうです。。対策してないのは確かに悪かったかもしれないけどね。
今回の「獺祭」に関しても、メーカーの意図しない値上げが容易に想像できます。
転売屋さんはいますから。いっぱい。
ユーザーである自分たちができることは、
「転売で購入しないこと」
これに尽きると思います。
まだまだ適正価格で販売しているお店もありますから、作り手のひとのためにも、選んで購入したいですね。