日本のアンダーグラウンドシーンで「何者」と話題の柳家睦(やなぎやむつみ)をご存知でしょうか?
サイコビリーシーンの立役者として知られ、現在は「柳家睦とラットボーンズ」として独特な音楽活動を展開している彼は、まさに日本音楽界の異端児とも言える存在です。
「シン〇ー吸い過ぎたサザンオールスターズ」と怒髪天の増子直純に評され、昭和の香りを漂わせながらも現代のパンクスやスキンズから熱狂的な支持を受ける柳家睦。その魅力は一体どこにあるのでしょうか?
今回は、柳家睦の読み方や年齢、経歴から、気になる家族構成、そして2025年最新のライブ情報まで、徹底的に調査しました。BATTLE OF NINJAMANZから柳家睦とラットボーンズまで、その音楽人生の全貌に迫ります。
特に注目なのは、2025年8月から始まる全国ツアー情報です。アンダーグラウンドシーンの生きる伝説とも言える柳家睦の魅力を、余すところなくお伝えしていきます。
柳家睦って誰?読み方や年齢・経歴を徹底解説
柳家睦(やなぎやむつみ)は、日本のアンダーグラウンドシーンを代表するミュージシャンです。読み方を間違えやすい名前ですが、正しくは「やなぎやむつみ」と読みます。
日本のサイコビリーシーンの立役者として知られる柳家睦は、1994年にBATTLE OF NINJAMANZ(バトル・オブ・ニンジャマンズ)を結成。瞬く間に日本中にサイコビリーを根付かせていきました。90年代初期から活動を続け、現在も精力的にライブ活動を展開しています。
年齢については明確な情報は公表されていませんが、1994年から活動していることから、現在は50代前後と推測されます。本名についても詳細は不明ですが、「柳家睦」という名前で一貫して活動を続けています。
経歴として特筆すべきは、TOKYO BIG RUMBLEの主催者としての顔も持つことです。さらに、母親は元芸者、父親はバンドマンという芸事の家系に生まれ、若い頃は「元暴走族?」と言われるほどやんちゃな時代もあったようです。
2011年には、BATTLE OF NINJAMANZとは全く異なるアプローチで「柳家睦とラットボーンズ(柳家睦&THE RAT BONES)」を始動。サイコビリーとは違う「アウトローフォーク歌謡」という独自のジャンルを開拓し、新たな旋風を巻き起こしています。
家族構成は?嫁や子どもについて調査しました
柳家睦の家族構成について調査したところ、既婚者で子どもがいることが判明しました。プライベートについてはあまり公表していませんが、ブログなどで家族の存在を語ることがあります。
娘さんは2018年時点で高校生だったという情報があり、現在(2025年)は20代前半と推測されます。興味深いことに、娘さんも「高校で軽音楽部に入りたい」と話していたそうで、音楽の才能は親譲りかもしれません。
また、息子さんもいらっしゃるようですが、詳しい年齢などの情報は公開されていません。奥様についても、名前や年齢、顔写真などは一切公表されておらず、家族のプライバシーを大切にしていることがうかがえます。
柳家睦自身、母親が元芸者、父親がバンドマンという芸能一家に育ったことから、子どもたちにも自然と音楽的な環境が受け継がれているのかもしれません。家族を大切にしながらも、アンダーグラウンドシーンで精力的に活動を続ける姿勢は、多くのファンから支持されています。
柳家睦とラットボーンズとは?バンド概要とメンバー紹介
「柳家睦とラットボーンズ(柳家睦&THE RAT BONES)」は、2011年に始動したプロジェクトです。BATTLE OF NINJAMANZでサイコビリーシーンを牽引してきた柳家睦が、全く異なるアプローチで立ち上げたバンドとして注目を集めています。
音楽ジャンルは「アウトローフォーク歌謡」と自らカテゴライズしており、「ムード歌謡」「エレキ歌謡」「アイドル歌謡」にフォークミュージックやカリビアンミュージックのリズムを加えた独特のサウンドが特徴です。
バンド編成も独特で、通常のバンドとは一線を画しています:
- ギター、ウッドベース、フルートなどの楽器部隊
- ダンサー4人(80年代レオタード姿のぢゅんこさんなど)
- SM嬢など多種多様なメンバー構成
柳家睦自身は、ど派手な衣装に三つ編みサングラスという印象的なスタイルで登場。ファンのことを「日雇い」と呼ぶなど、独特の世界観を構築しています。
音楽性については、昭和を彷彿させるサウンドや歌詞が特徴的で、昭和を生きた世代にはたまらない魅力があります。一方で、昭和を知らない若い世代にもノスタルジックな気持ちを呼び起こす不思議な魅力を持っています。
単なるコミックバンドと思われがちですが、アメリカ公演を成功させ、多数のビッグイベントへの出演、自主公演での集客力など、その実力は本物です。基本的に下ネタやお笑い要素が多いものの、社会的なメッセージを込めた楽曲も制作しており、エンターテインメント性と芸術性を兼ね備えたバンドとして活動しています。
2025年の最新ライブ情報まとめ
柳家睦とラットボーンズの2025年最新ライブ情報をまとめました。今年も精力的にライブ活動を展開しており、全国各地で公演が予定されています。
【主要ライブスケジュール】
◆2025年8月19日(火)
会場:新宿レッドクロス red cloth 22nd ANNIVERSARY
時間:OPEN 19:00 / START 19:30
料金:前売¥4000(+D) / 当日¥4500(+D)
共演:忘れてモーテルズ
◆2025年8月23日(土)
会場:F.A.D YOKOHAMA
時間:開場16:30 / 開演17:00 / 終演予定19:30
料金:前売¥6,000(税込/Drink別)
共演:怒髪天
※怒髪天 presents BAKA CLASICO 2025 “昭和100年男呼唄 ~横浜編~”
◆2025年9月6日(土)
会場:札幌 LIVEHOUSE AND BAR SOUL CORE
イベント:North Island Stomp Vol.7
時間:OPEN 19:00 / START 19:30
料金:前売¥3,800+1d / 当日¥4,300+1d
◆2025年11月1日(土)・2日(日)
会場:河口湖キャメロット
イベント:怒髪天 presents BAKA CLASICO 2025
両日出演予定
◆秋の東名阪CLUB QUATTROツアー2025
詳細は公式サイトで随時発表予定
◆第三回 秋の北関東ダブルツアー
・八王子MatchVox
・高崎JAMMERS
時間:OPEN18:00 / START 19:00
料金:前売¥4000+Drink / 当日¥4500+Drink
チケット購入はイープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどで取り扱っています。人気公演はすぐに売り切れることもあるので、早めの予約がおすすめです。
柳家睦が「何者」と注目される理由とは?音楽性と魅力に迫る
柳家睦とラットボーンズが「何者」と注目される理由は、その独特な音楽性と存在感にあります。一見すると昭和から飛び出してきたような雰囲気を持ちながら、現代のアンダーグラウンドシーンで確固たる地位を築いています。
【独自の音楽ジャンル「レベルミュージック」】
柳家睦は自身の音楽を「アウトローフォーク歌謡」「レベル歌謡ミュージック」と呼んでいます。これは既存のジャンルにカテゴライズできない、完全にオリジナルな音楽性です。
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どこかアウトローで危険な香りを漂わせながらも、不思議な魅力で人々を惹きつけています。
【幅広いファン層を獲得する理由】
- 昭和世代:懐かしいムード歌謡の要素に共感
- パンクス・スキンズ:反逆精神とDIY精神に魅力を感じる
- 若い世代:新鮮でノスタルジックな世界観に惹かれる
- 「日雇いから実業家まで」幅広い層が支持
【社会的メッセージと笑いの融合】
楽曲「お嫁に来ないか」では、過疎化に悩む地方の現状を笑いとエロチシズムを交えながら表現。単なるお笑いバンドではなく、社会問題にも切り込む姿勢が評価されています。
【圧倒的なライブパフォーマンス】
ライブでは、爆笑と熱唱で観客の喉が痛くなるほどの熱気に包まれます。スペインやロサンゼルスでの海外公演も成功させ、公民館から大型フェスまで、場所を選ばない適応力も魅力の一つです。
最新シングル「思い出のPACIFIC」を2025年5月14日にリリースするなど、現在も精力的に新作を発表。柳家睦は「演芸魂を持ったジョー・ストラマー」「アナキズムな宮史郎」などとも評され、音楽と笑いと反逆精神を融合させた唯一無二の存在として、今後も注目を集め続けることでしょう。