ジャパンライフとはどんな会社か簡単に説明!手口や元会長の現在他
最近のニュースでよく目にするジャパンライフ。
ジャパンライフって聞いて、まず思ったのは保険会社でしたけど・・全然違いますね。ww
じゃあジャパンライフって何の会社なの?
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ということで、どんな会社だったのかわからなかったので調べて、まとめてみたいと思います!
さぁ目次です。
ジャパンライフとはどんな会社?わかりやすく説明してみます
ジャパンライフは、1975年に創業された「代替医療機器製造販売会社」です。
代替医療とは、病院とかで治療する医療ではなく、その代わりになるものです。
漢方とか、鍼灸などが代替医療ですね。
今現在、基本となっている医療は、科学的検証などを用いて根拠(エビデンス)を明確にしたもの。
代替医療は科学的根拠の裏付けがないけど、効果が見込まれるものです。
ジャパンライフが扱っていた代替医療機器というのは、
「磁器治療器」
「スキンケア用品」
「寝具」
「ビタミンサプリ」
などですね。
どれも健康に関係する商品ばかりです。
代替医療機器ですから。
ジャパンライフ株式会社はこれらを製造・販売していたわけですが、これには何の問題もありませんでした。
代替医療が悪いわけではないですからね。
では、何が問題だったのでしょうか・・・
ジャパンライフ株式会社は何が問題だった?販売の手口がマルチ商法?
ジャパンライフ株式会社が問題だったのは、その商品の販売方法でした。
ジャパンライフの販売の手口は「マルチ商法」
ねずみ講・・ですね。
「新しく購入してくれる人見つけてくれたら売り上げの〇%はあなたのものですよー」
「商品は高額だけど、売れたらすぐに元が取れるよー」
ていうやつです。
MLMともいわれていますね。
販売方式としてはかなり有効なもの(らしい)のですが、日本では悪用する人が多く、1980年前後に大きく問題となりました。
このことから、日本ではイメージがかなり悪いものになりました。
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にもかかわらず、ジャパンライフは2010年代になってもこのマルチ商法で販売を続けていました。
高額な磁器治療器を販売し、それを購入者に「レンタル」させる方法ですね。(レンタルオーナー方式)
このような問題となる販売方式をとっていたことで、行政指導や行政処分を何回も受けています。
他にも、有名人の講演を使って商品説明・販売をしたりしていたことも問題になっていますね。
2017年には膨大な債務を作っているにもかかわらず、顧客にそれを隠していたということで詐欺とされ、告発されています。
そして同年に倒産。
顧客や代理店はもちろん商品の返却、返金を求めますが、2018年に破産手続きをすることとなりました・・
要するに、満額返金することはもう無理だよー・・ってことですね。
ジャパンライフ元会長・山口隆祥の現在は?倒産・破産で波乱万丈・・
そんなジャパンライフの創業者で元会長の山口隆祥さん。
現在は何をされているんでしょうか。
山口隆祥(やまぐちたかよし)さんは群馬出身の1942年生まれ。
御年77歳ですね。
複数の著書もあり、ジャパンライフの創成から急成長期に社長だった方ですから、人脈もかなりすごいようですね。政治家とか。
そんな山口隆祥さんは、ジャパンライフが行っていた問題ある販売方法によって、2019年4月に家宅捜索。
2019年11月には、娘で元社長の山口ひろみさんとともに、破産手続き開始の決定を受けました。
現在は破産して大変なことになっているということです。