職場でのコミュニケーションスキル。アサーティブコミュニケーションとは?

      2018/06/12

どうもmartonです。

数日前に、チューター研修第一回目を終了してきました。

今回はその研修の中で、アサーティブコミュニケーションというものを猛烈プッシュしていたので、その話をしたいと思います。

チューターの役割ってなに?

今年度から僕が受けることになったチューター。

チューターってどんな役割なのか。最初にそこを説明したいと思います。

  • 新人看護師のサポート役。
  • 新人の悩み事、精神面や生活など、広範囲にわたって相談を受け、支援する。
  • 学習方法、仕事の仕方などの支援をし共に成長する。

実践的指導するものではなく、新人に共感し心の支えをする人。って感じですね。

ぶっちゃけ、心の支えをする人を新人が選べないっていうのもどうなのかと思ったりするんですがね。笑

アサーティブコミュニケーションとは?

アサーティブとは、相手も自分も尊重した上で、自己を主張することです。

アサーティブの他に、アグレッシブ(攻撃的)、パッシブ(受身的)があります。

お互いを尊重しながら話すことで、双方にとって有益なコミュニケーションになると言われています。

具体的には、相手の立場や思いを理解し、受容することから始まります。

「あなたは〜と感じているのですね。」

「〇〇さんは〜と考えているのですね。」など。

その上で、自分の思いを話します。

「私は〜と思います」

「私は〜と考えています」など。

ここで大事なのは、意見を押し付けるのではなく、自分の考えていることを話すということです。

〜しなさい。〜するといいよ。

など、自分の意見を相手に押し付けるのではなく、相手の考え、自分の考えをお互いに出し合った上で、どうするべきかを一緒に考えます。

アサーティブコミュニケーションは他者を変える方法ではない

アサーティブコミュニケーションは、先輩後輩、上司部下などの関係にある人が、良好に並列なコミュニケーションを取るための方法であり、どちらか一方の意見を通したりするものではありません。

直ちにゴールに向かう方向ではなく、そのプロセス、、といった感じです。

この研修を受けて思ったこと

看護の世界のみならず、社会に出る上でこのコミュニケーションは大事だと思います。が、一方、かなり綺麗事だなぁ、というのが一発目の意見です。笑

実際自分の周囲にこれができていると思う人は1人しかいません。関わるスタッフは80人くらいいるんですけどね。

この病院で教えてることなのに、みんなできてないって、説得力ないなぁって感じました。

この研修を見学してた上の方は、言い方は控えめでしたが、かなり批判的に言ってました。(じゃあ教えるなよ。笑)

ですが、お互いが良好な関係を築き、より円滑に仕事をするためには必要なことだと感じることができたので、今後意識的に使っていきたいと思っています。

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