先輩・上司が苦手。看護師が考えるお局様と上手に付き合う方法。
2018/06/18
新人が嫌いなんです。仕事ができないから。
こういう先輩いませんか??ちょっと露骨すぎますけど。笑
はっきりとそう言われる方はそんなにいない思いますけど、態度がありありとしてる人っていると思うんです。
間違いなく自分の仕事のペースは乱されるし、効率悪いし、、みたいな。
僕の病棟にもいるんですけど、僕も新人の時はボロクソ言われてました。今は仲良しですけどね。笑
この人苦手!となる理由は
新人の頃の心理状況って、不安が大きいと思うんです。人によるとは思いますが。
そのような心の状況の時に、先輩や上司からキツイこと言われると、、、どうですか?
その相手に対して、バリアーを張ってしまいます。
そのバリアーこそが「苦手」ということだと思います。
自分を守るための本能ですよね。普通のことです。
最初からダメ、生理的に。なんて人もいますが、それも相手の表情や仕草から情報を受け取り、どんな人かを図ります。
図った結果、苦手であればバリアーを張るわけです。
どれも、「自己防衛」ということです。
どうやって付き合っていくか
まずは話しかけてみましょう!
なんて、無理ですよね?笑
苦手・嫌いな人に歩み寄るのなんて、かなりハートの強い方だと思います。
でも仕事の関係上、無関係のまま進むわけにはいかないですよね?
そこで僕が考えたのは、「相手はなんでそのようなことを自分に言ったか。そのような言い方をしたのか。」
ということです。
看護の職場で、必ずと言っていいほど「お局様」と位置付けられる人がいます。
まーキツイ言い方するわけですよ。好き嫌いは激しいし。
その言ったことを直で受け止めると、
「自分が傷ついた。ひどいこと言われた。あの人苦手だ。」
となっていきます。
そこで僕は、その主観的な内容ではなく、
「第三者的な視点」でその内容を考えたんです。客観的な情報を知ろうとしました。
そうすることで、どちらの感情も混ざらない、相手が伝えたかった情報について知ることができました。
そして、自分に矛先が向いたということに対して前向きに考えるようになりました。
あの人ピリピリしてて明らかに自分のことをよく思っていないのに、あの瞬間には自分に矛先を向け、大きな声で注意していた。
気にしてくれているんだ。
という感じに。笑
かなりポジティブで気持ち悪いと思う人もいるかもしれませんが、そうすることで自分の精神的なダメージを直撃で受けることもなくなりました。
そして何より、相手との関係が良くなっていったんです。
何故なら、僕がその相手の話を本気で聞くことを止めることがなかったからです。
これは、バリアーを無くすのではなく、自分でバリアーの存在を忘れる。といった感じです。
相手を知ることで環境が変わる
嫌味ではなく、本気で「この人は何を考えて、このトーンで、この内容を自分に伝えてきたのか」を考えること。
これを続けることで、徐々に息苦しいと感じている人間関係が解消されていきました。
なぜなら、相手のことを知ることができたからです。
いつもこのトーンで話している人だ。とか。
やっぱり自分のことは嫌いで、ただイチャモンつけてくる人だ。とか。笑
相手を知ることで、自分の受け取り方を変えることができます。
イチャモンつけてくる人の話で、本気で落ち込みますか??あー、イチャモンつけてきたわー。って聞き流せますよね?
「環境が変わった」というより、「環境の見方が変わった」という方が正しいかもしれません。
僕は自分の受け取り方を変えることで、人間関係に活路を見出していけたと思っています。
皆さんも、特に新人の方々、もしお悩みなら試してみてください。