看護師管理職の役割とは?上司が今求められていること。
2018/06/11
どうもmartonです。
今回はかなりの愚痴回になってしまう可能性が高いですが、なるべく良い方向に書いていきたいと思います。笑
僕は看護師4年目です。病棟でリーダーを任されることも多くなり、全体を見渡せる能力、指示する能力、多職種との橋渡しなど、リーダー業務は患者さんと関わる以外での能力が必要だと日々感じています。
まだまだ未熟で先輩方からよく指摘されたり、助言をもらったりすることが多いです。
そのおかげで、大きなミスをすることなくここまでこれておるわけですが。。
采配って何??
采配とは、「指揮を取る」ことを指しています。
僕はリーダーになると、先輩や副師長に幾度となく
「采配をしっかりして」「チームの采配はあなたの仕事」
全体を見渡して、どのペアが遅れているかとか、どの部屋がまだ終わっていないのかとかを把握して、人員をうまく動かせ。ということです。
まだまだ力不足でそこまでの手が回らず、未熟だと実感してます。
ちゃんと勉強しなさい。きっとできるようになるし、できないとダメよ。
こんな感じで上司に言われており、実際自分でも足りてないと思っていました。
そこで僕は勉強しようと、いろんな本を読み始めたわけです。
するとさまざまな疑問がわきまして、、
ウチの師長とか副師長は周りを管理できてるのか?
ぶっちゃけ余計なことをしたとも感じてます。4年目の自分が管理の本なんて読むには早かったと。
しかし知ってしまったんだから仕方ない。
どの本を読んでも、管理者像としてモデルになる人はウチの病棟には1人もいませんでした。
時代の変容とともに若手は新たな思考を持って入ってきます。ということは、育てる環境も新しいものに変化していかなければいけません。
そのためにはリーダーや管理の思考が新しいものにならなければならないわけです。
くわしくは別でまた書こうと思いますが、ウチの病棟の管理の人たちはまさに「古い」考えの方ばかりです。
前の職場でもそんな上司いたわ。
僕は今の職場に一緒に入職した人たちより歳をくっているし、以前の仕事でもそういうトップの下で働いていました。
しかし、前の職場の上の人たちはその自覚があったんですよ。
「自分のこういうところは若手には受け入れられないんだ。だから君達よろしく。」
と、ほかのスタッフに丸投、、いや、預けていました。
自覚して、変化をすることも受け入れられたら完璧だと思います。でもこの、「自覚」がなによりキーポイントだと思うのです。
説得力がなくなった上司
このような出来事で、僕の中では今の上の方々への信頼は無になりました。
0か100でしか考えられないのか。上に立つと大変なんだぞ!!本が全てじゃないぞ!!
という意見も出てくるでしょう。僕もそう思います。
でもね、勉強しろといったわけですよ。勉強したわけですよ。お前らできてないやん。って、なったわけですよ。
仕事できて、管理もして、上と下に挟まれて、大変だなあ。って思いながら僕は尊敬してました。多分。
師長さんは大変だから、、とか。
管理忙しいよね、、とか。
いいんですスタッフがそのように気遣いするのは。優しいと思います。
でも、気遣いを求めちゃいけないよ。求めるならそういう付き合いしないとね。
看護管理の本の著者
びっくりしたのは、看護管理の本書いてる人って看護師じゃないことが多いんですよ。
ここからは推察ですけど、看護師になる人って「看護」が好きな人だと思うんです。「管理」が好きな人ではないんです。
実際ウチの師長もそうなんですけど、患者さんと関わるのとっても好きで、すっごい優しい顔するんです。
あぁ、看護好きなんだな。
って何回も思ったことあります。
そこで、
看護管理って看護師がせんならんの?
ってことです。
もちろん看護師になって、管理として素晴らしい能力を発揮する方もたくさんいると思います。
でも、看護師になる人って看護をすることを望んでいます。
管理部門になると看護って少し遠くなりますよね?
だったら、管理は看護師じゃなくてもいいんじゃないかなと思うんですよね。
もちろん、仕事の理解は充分にする必要があると思いますが。。
いろいろ調べて書いた文ではないので、もしかしたら既に導入されている病院もあるかもしれません。
まだまだ、書きたいこと山ほどありますが、文句が多くなりそうなのでまたの機会に。笑