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米倉涼子のドタキャンが続く理由を整理|病気の影響と独立後の変化を考察

赤いドレスの女性がスタジオで微笑むアニメ調イラスト。「米倉涼子の現在」という文字入り。 話題の芸能人
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2024年9月以降、女優の米倉涼子さんが複数のイベントを相次いで直前キャンセルしていることが報じられ、一部メディアでは「ドタキャン」という表現も使われています。過去に公表した脳脊髄液減少症との関連性や、2020年の独立後の働き方の変化、さらには恋人の不在など、さまざまな要因が重なっているのではないかと見られています。本記事では、報道されている情報を時系列で整理し、現在の状況を中立的に考察します。米倉さんご本人が公式に明言していない部分については推測として扱い、事実と分けて記載していきます。ファンの間で広がる心配の声と、温かく見守る姿勢についても触れていきます。

米倉涼子がドタキャン連発|2024年9月から3回連続の経緯

2024年9月以降、米倉涼子さんは立て続けに3つの大きなイベントへの出演を見送っています。週刊誌などでは「ドタキャン」という表現で報じられ、業界関係者の間でも「一体何があったのか」と困惑の声が上がっているようです。それぞれのイベントと欠席理由について、時系列で整理してみましょう。

【9月17日】BARNEYS NEW YORK 銀座本店リニューアルイベント
高級ファッションブランド「バーニーズニューヨーク」の銀座本店リニューアルを祝うフォトコールセレモニーに出演予定でしたが、開催直前に降板。俳優の山田優さん、窪塚洋介さん、梅宮アンナさん夫妻らが出席する中、米倉さんの名前だけが当日消えていました。関係者には「米倉涼子さんの体調の都合により」と伝えられたとされています(NEWSポストセブン)。

【9月25日】ジャガー・ランドローバー アンバサダー就任イベント
英国高級自動車ブランド「ジャガー・ランドローバー」の日本法人が主催するプレス発表会で、SUV「ディフェンダー」のアンバサダーに就任予定でした。新車の発表会は企業側としても多額の投資をするイベントの一つであり、開催1週間を切ってのアンバサダー辞退は極めて異例とされています。結果、イベント自体が中止に。関係者への通知には「事務所側からの申し出により」とだけ記載され、明確な理由の言及はなかったようです。広告会社関係者からは「何があったんだと騒ぎになっている」という声も漏れています(NEWSポストセブン)。

【10月6日】第21回クラリーノ美脚大賞2025
毎年恒例の美脚大賞授賞式への出席も、体調不良を理由にキャンセルとなりました。米倉さんは過去にも同賞を受賞しており、ファンが楽しみにしていたイベントの一つでした。

さらに気になるのが、SNSの更新停止です。米倉さんは2020年5月にInstagramの公式アカウントを開設して以来、頻繁に投稿を行い、現在77万人のフォロワーを抱えています。しかし2024年8月17日(一部報道では8月19日)の投稿を最後に更新がストップ。また、2022年に開設したファンクラブ「よねさんち」も8月15日以降更新されておらず、ファンからは「何かあったのでは」「インスタも止まってるし気になる」と心配の声が相次いでいます。

米倉さんの事務所に問い合わせた報道各社に対しては、「お答えはいたしかねます」との回答があったとされています。こうした一連のドタキャン報道が続く中、ネット上では「体調が本当に心配」「無理しないでほしい」という声とともに、さまざまな憶測も飛び交っている状況です。

過去に公表した病気「脳脊髄液減少症」との関連性

今回のドタキャン報道で、多くの人が気にしているのが過去に公表された病気との関連です。米倉さんは2019年、自身のInstagramで「脳脊髄液圧低下」に悩まされていたことを明かしていました。

正式には「脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)」と呼ばれるこの病気は、脳や脊髄を保護している髄液という液体が減少することで、さまざまな症状が現れるものです。主な症状としては以下が挙げられます。

  • 起立性頭痛(立つと悪化し、横になると楽になる)
  • めまい
  • 首や背中の痛み
  • 全身の倦怠感
  • 集中力の低下
  • 吐き気

新聞報道によると、米倉さんは2019年にこの病気を患ったことを公表しており、当時は真っすぐに歩くこともままならない状態だったと振り返っています。実際、舞台の本番直前まで脳脊髄液圧が下がっていたエピソードも語られており、相当な苦しみの中で仕事を続けていたことが伺えます。

さらに2022年には「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」により、ドクターストップがかかり、ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』を降板した経緯もあります。この時も、出演を楽しみにしていたファンからは心配の声が上がりましたが、米倉さんは回復に向けて治療に専念する道を選びました(日刊サイゾー)。

しかし、2023年8月に手術を受けてからは快復傾向にあったようです。2024年6月にNHK『あさイチ』の生放送に出演した際には、「去年、とても素晴らしい先生に出会って8月に手術をして、今年の5月くらいから急に元気になってきました」と笑顔で語り、ファンを安心させていました。実際、2024年8月2日・3日には自身の半世紀の軌跡を紡ぐスペシャルなステージ『RYOKO YONEKURA – DISFRUTA DISFRUTA -』を熱演し、元気な姿を見せていました。

それだけに、今回のドタキャン続きは「病気が再発したのでは」と心配されるのも無理はありません。ただし、現時点で病気の再発を明言する公式発表はなく、あくまで可能性の一つとして考えられている状況です。また、6月のイベント出席時には一部の視聴者から「激ヤセして見える」と心配する声も上がっており、万全の体調ではなかった可能性も指摘されています。

2020年独立後の変化|個人事務所「Desafio」設立の意味

米倉涼子さんの現在を理解する上で、もう一つ重要なのが2020年の独立です。27年間所属していた大手芸能事務所「オスカープロモーション」を2020年3月に退所し、同年4月に個人事務所「Desafio(デサフィオ)」を設立しました。

「Desafio」はスペイン語で「私は挑戦する」という意味。米倉さん自身が公式サイトで「今後は新しいことにも積極的に挑戦していきたいという想いを込めてこの社名を考えました」と語っています。個人事務所の役員にはお母様も就任しており、少人数体制での運営となっているようです。

大手事務所に所属していた時代と比べ、独立後は仕事の選び方や働き方に大きな裁量が生まれた一方で、すべての責任も自分で負う形になります。2020年8月の報道では、独立後もオファーが殺到し「バブル状態」とも伝えられましたが、その後のコロナ禍や持病との闘いもあり、独立当初の勢いをそのまま維持するのは容易ではなかったかもしれません。

また、大手事務所には所属タレントをサポートする大勢のスタッフがいますが、個人事務所では少数精鋭での対応となるため、体調管理やスケジュール調整の負担も大きくなると考えられます。特に今回のようなイベントの直前キャンセルは、企業側との調整や謝罪対応など、事後処理も含めて大きな負担となります。独立から4年以上が経過した現在、働き方やペース配分を見直す時期に来ているのかもしれません。

独立系芸能人は近年増加傾向にありますが、成功例ばかりではありません。事務所のバックアップなしで活動を続けるには、強固な体調管理と周囲のサポート体制が不可欠です。米倉さんほどのキャリアを持つ女優であっても、個人事務所での活動には様々な困難が伴うことは想像に難くありません。

支えてきた恋人ゴンサロ氏の不在と「ドクターX」完結

プライベート面では、米倉さんを支えてきた存在として知られるのが、恋人として報じられているアルゼンチン人ダンサーのゴンサロ・クエッショ氏です。

2020年1月に熱愛が報じられたゴンサロ氏は、アルゼンチンタンゴの世界選手権で3位に輝いた実力派ダンサー。米倉さんが趣味で習い始めたアルゼンチンタンゴのレッスンで講師と生徒として出会い、距離を縮めていったとされています。2019年4月放送の『アナザースカイII』(日本テレビ系)では、2人が息ぴったりのダンスを披露する姿も放送され、視聴者を魅了しました。

個人事務所の名前「Desafio」がスペイン語であることも、アルゼンチンの公用語がスペイン語であることから、ゴンサロ氏の影響があるのではと言われています。日本とアルゼンチンを行き来しながらも、コロナ禍の困難な時期も含めて交際を続けてきた2人。ある関係者は「思うようにいかず、突然涙があふれてきたこともあったそうですが、ゴンサロ氏が支えていた」と語っています。

しかし、2024年10月には気になる報道がありました。ゴンサロ氏は10月上旬より都内のダンス教室で講師を担当する予定で、同僚のダンス講師もSNSで「Gonzalo先生が帰ってきます!」と告知していました。しかし10月6日夜、「諸事情により帰国が延期になった」と急きょ伝えられたのです。国内でのレッスンも急きょキャンセルとなり、関係者からは「少しでもそばにいてあげてほしい」という声も漏れています(NEWSポストセブン)。

米倉さんがドタキャンを続けているタイミングでの恋人の不在は、精神的な支えという面でも影響があるかもしれません。特に、病気との闘いや仕事のプレッシャーがある中で、身近に寄り添ってくれる存在がいないことは、大きな負担となり得ます。

さらに、仕事面でも大きな節目を迎えています。2024年10月8日、米倉さん主演の『劇場版ドクターX』完成報告会見が開かれ、米倉さん自身の口から12年続いたシリーズの完結が発表されました。会見では涙を流しながら「何回もこれで終わりと言いながら12年間続けてきた『ドクターX』。この映画で最後となります」と語り、感極まる場面もありました。

完結を決めた理由について、12月6日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』では「みんなが年を取ってきた」「病気のため、大門未知子がやるべき仕事がとても厳しくなってしまって」と率直に語っています。12年間、病気と闘いながら撮影を続けてきた米倉さんにとって、シリーズ完結は大きな区切りであると同時に、心身に与える影響も小さくないでしょう。「『ドクターX』は自分の人生と背中合わせで作られてきた作品。一生忘れられない作品になりました」という言葉からも、その思い入れの深さが伝わってきます。

そして忘れてはならないのが、西田敏行さんの死去です。『ドクターX』で長年共演し、米倉さんが「敏ちゃん」と慕っていた西田さんが2024年10月17日に急逝。その2日後の10月19日、米倉さんは「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演しましたが、西田さんについて語る場面では涙ぐみ、声を震わせていました。「西田さんにとってもファイナルの映画になってしまいましたが、劇場版では西田さんも大活躍で生きています」と語る姿に、多くの人が胸を打たれました。公私ともに支えてくれた大切な存在を失った悲しみは計り知れません。

米倉涼子の現在とこれから|休養の可能性とファンの声

これまで見てきたように、米倉涼子さんを取り巻く状況は複数の要因が複雑に絡み合っていると考えられます。病気の再発の可能性、独立後の働き方の見直し、恋人の不在、ドクターX完結という大きな節目、そして西田敏行さんの死去——。どれか一つが理由というより、これらが重なり合って現在の状況につながっているのかもしれません。

今回のドタキャン報道に対して、SNS上ではファンから以下のような声が寄せられています。

  • 「とても心配になりました。ゆっくり休んでまた輝く姿を見せてください」
  • 「何が原因かわからないけど、また体調悪化してるとしたら心配」
  • 「米倉さんのご年齢ですと体調が良い日の方が少ない方も多い。焦らず見守りたい」
  • 「自分に厳しい人だから、ファンの前に出られない状態なのでしょう」
  • 「めちゃめちゃツラいだろうな。無理しないでほしい」

一部報道では「最近大きな騒動に関連して話題になった人と知人関係にあったのでは」という指摘もありますが、これはあくまで憶測の域を出ず、米倉さん本人に何か問題があるという話ではありません。SNS社会では些細なことでも騒がれやすいため、企業側への配慮から自主的にアンバサダーを辞退した可能性も考えられますが、真相は不明です。

今後の活動については、2026年2月に主演映画『エンジェルフライト THE MOVIE』がAmazon Prime Videoで世界独占配信されることが決定しています。また、『ドクターX』完結後の新たなステージに向けて、一時的な休養期間を取る可能性も考えられます。50歳という節目を迎え、これまでのキャリアを振り返りつつ、次の挑戦に向けて心身を整える時間が必要なのかもしれません。

芸能界では近年、働き方改革の動きも進んでおり、「休養=引退」ではなく、「長く活動を続けるための充電期間」として捉えられるようになってきています。米倉さんほどのキャリアを持つ女優であれば、自分のペースで仕事を選び、無理のない範囲で活動することも十分可能でしょう。

大切なのは、ファンとして焦らず見守る姿勢です。米倉さんは2019年の病気公表時から、困難を乗り越えながら第一線で活躍し続けてきました。今回のドタキャン続きについても、必要な判断をした結果だと信じ、また素晴らしい姿を見せてくれる日を待ちたいものです。「ドクターX」の大門未知子のように、「私、失敗しないので」という強い意志で、ご自身の健康と向き合いながら次のステップを踏み出してくれることを期待しています。

米倉涼子さんがドタキャンしている理由は?

公式には明確な理由は発表されていませんが、一部のイベントでは「体調不良」、別のイベントでは「事務所側からの申し出」と伝えられています。2019年に公表した脳脊髄液減少症との関連を心配する声もありますが、確定的な情報はありません。複数の要因が重なっている可能性が考えられます。

恋人のゴンサロ・クエッショ氏とはどんな関係?

アルゼンチン出身のタンゴダンサーで、世界選手権で3位に輝いた実力者です。2020年に交際が報道され、米倉さんがタンゴを習い始めた際の講師でした。日本とアルゼンチンを行き来しながら交際を続けていますが、2024年10月には予定されていた帰国が延期されたと報じられています。

脳脊髄液減少症とはどんな病気ですか?

脳や脊髄を保護する髄液が減少することで、起立性頭痛(立つと悪化し横になると楽になる)、めまい、首や背中の痛み、全身倦怠感などが起こる病気です。米倉さんは2023年に手術を受け、2024年6月には回復傾向を報告していました。ただし、現在の状況との関連については公式発表はありません。

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