Aぇ! groupのメンバーとして活躍する草間リチャード敬太さん。アフリカ系アメリカ人の父を持つハーフという個性的な背景を持ちながら、京都府出身の生粋の関西人というギャップが魅力です。2009年の入所から15年の下積みを経て2024年にメジャーデビューを果たした彼には、サックスやベース、デザインなど多彩な特技があります。『ザ!鉄腕!DASH!!』での活躍も話題となり、カナヅチから半年で立ち泳ぎを習得するなど努力家の一面も。この記事では、草間リチャード敬太さんの素顔や経歴、知られざるエピソードを徹底的に解説します。
草間リチャード敬太のプロフィールと基本情報
まずは草間リチャード敬太さんの基本的なプロフィールから見ていきましょう。
公式サイトによると、草間リチャード敬太さんは1996年1月11日生まれで、京都府出身です。血液型はB型。STARTO ENTERTAINMENTに所属し、男性アイドルグループ・Aぇ! groupのメンバーとして活動しています。
最大の特徴は、アフリカ系アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフであること。彫りの深い顔立ちが印象的ですが、実は英語は全く話せないという意外な一面も。京都生まれ京都育ちで、関西弁を話す生粋の日本男児です。
Aぇ! groupでは「目印担当」を自負しており、グループの広告塔として活躍中。バンド形式での演奏ではサックスを担当し、その音色の華やかさがファンから高く評価されています。メンバーカラーは黄色で、愛称は「リチャ」「チャド」「サマ」などと呼ばれています。
身長については公式には171cmと記載されていますが、一部では169cmとの情報もあり、やや変動があるようです。いずれにしても、ダンスパフォーマンスやステージでの存在感は抜群で、グループ内でも際立った個性を放っています。
ジャニーズ入所からデビューまでの15年間|苦労と努力の軌跡
草間リチャード敬太さんの芸能界への道のりは、自らの強い意志から始まりました。
幼少期から目立つことへの憧れがあり、地元のテレビ局が制作するローカル番組に出演したことをきっかけに、「大勢の人に注目されたい」という思いを抱くように。その後、ドラマ『ごくせん』や『野ブタ。をプロデュース』を観て芸能界への憧れを強め、自らジャニーズ事務所に履歴書を送付しました。
約1か月後、なんと故・ジャニー喜多川氏から直接電話がかかってきたといいます。「明日ミュージックステーションなんだけど来る?」と誘われ、翌日にはKAT-TUNのバックダンサーとして出演。この2009年2月13日が、彼の入所日となりました。
しかし、入所からデビューまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。関西ジャニーズJr.として活動を開始したものの、なかなか芽が出ない時期が続きます。報道では、コンビニでアルバイトをしながらアイドル活動を続けていた時期もあったとされています。
転機が訪れたのは2015年。中山優馬さんのツアーバックダンサーを決めるオーディションに合格し、末澤誠也さんらと共に活動するようになりました。そして2019年2月18日、ついにAぇ! groupが結成されます。
グループ結成後も、すぐにデビューできたわけではありません。関西ジャニーズJr.として地道に活動を続け、バラエティ番組やライブで実力を積み重ねていきました。そして2024年5月15日、入所から約15年の時を経て、ついに「《A》BEGINNING」でメジャーデビューを果たしたのです。
公式インタビューでは、この長い下積み時代について「家族に感謝している」と語ることが多く、草間リチャード敬太さんの真っ直ぐで誠実な人柄がうかがえます。
草間リチャードの多彩な特技|サックス・ベース・デザインまで
草間リチャード敬太さんの魅力は、そのルックスだけではありません。驚くほど多彩な特技を持っているのです。
【サックス】
Aぇ! groupのバンド演奏でサックスを担当している草間さん。中学校の吹奏楽部で始めたのがきっかけで、テナーサックスはAぇ! group加入後から本格的に取り組んだといいます。使用している楽器は、なんと先輩グループ・SUPER EIGHTの大倉忠義さんから譲り受けたもの。SNS上では「サックスの音色は華があって、惹きつけるものがある」と称賛の声が上がっています(週刊女性PRIME)。
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【ベース】
サックスだけでなく、ベースも演奏します。こちらは先輩の横山裕さん(SUPER EIGHT)のサポートを受けながら習得したとされ、バンド形式でのパフォーマンスの幅を広げています。
【ダンス】
公式プロフィールにも記載されている通り、ダンスは得意分野のひとつ。特にスタイルヒップホップやロックが得意ジャンルで、キレのあるダンスパフォーマンスがファンを魅了しています。
【デザイン・絵画】
意外なことに、絵を描くのも得意。ライブのグッズデザインを担当することもあり、DASH島の企画ではさまざまな制作物のデザインや彩色を担当してきました。国分太一さんからは、名字にちなんで「草間リチャード彌生先生」と呼ばれることもあるそうです。
【裁縫・細かい作業】
公式プロフィールの特技欄には「ダンスと細かい作業」と記載されています。裁縫など手先を使う繊細な作業も得意で、アイドルらしからぬ器用さを持っています。
このように、音楽からビジュアル制作まで幅広い才能を持つ草間リチャード敬太さん。「多才なエンターテイナー」という表現がぴったりです。
DASH島で見せた成長|カナヅチから半年で立ち泳ぎ習得
草間リチャード敬太さんの名前を全国区に押し上げたのが、日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』への出演です。
2019年5月からDASH島の企画にレギュラー出演するようになった草間さん。京都の山奥で自然に親しみながら育ったこともあり、木登りが得意で、島での作業にも積極的に取り組む姿が印象的でした。
しかし、意外なことに泳ぐのは苦手だったといいます。当初はカナヅチで、海での作業に不安を抱えていました。
それでも諦めなかった草間さん。プール訓練などを重ね、半年で立ち泳ぎができるようになったのです。この成長ぶりには、TOKIOの城島茂さんも「リチャがこんなに目覚めるとは…」と感激したといいます。国分太一さんも会見で「こんなに無人島に合うヤツいるんだ」と驚きを語っていました(モデルプレス)。
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— 鉄腕DASH 【公式】日曜夜7時 (@tetsuwan_DASH) September 21, 2025
今夜7時 #鉄腕DASH!!
DASH島 造船計画267日⛵
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城島
「今日が一番のピーク。
失敗したらこれまでの日々が水の泡」
全長9m・重さ500kgの舟、
180度ひっくり返せるか⁉
半年ぶりに舟造りに参加する
リチャードも緊張感MAX。 pic.twitter.com/4h7BrESQjs
さらに草間さんは、番組で役立つ資格を取ろうと自発的に講習に参加。2023年にはガス溶接作業者の資格を取得しています。「知名度の低さから名前を覚えてもらえないため、個性をより一層出していこう」と奮闘する姿勢が、こうした行動につながっているようです。
「DASH造船計画」では、森本慎太郎さん(SixTONES)と共に沖縄伝統の木造帆船・サバニの制作に挑戦。重さ500キロの舟を人力でひっくり返すなど、体を張った作業を続けてきました。
こうした努力の積み重ねが、全国的な知名度アップにつながり、Aぇ! groupのデビューへの追い風にもなったと考えられます。正月特番「ウルトラマンDASH」に出演しなかった際には、「なんでリチャードいないの?」「寂しい」といった声が多く見られ、DASHメンバーとして欠かせない存在になっていることがわかります。
意外なギャップ|計算派で失敗を恐れる慎重な素顔
明るく元気なキャラクターで知られる草間リチャード敬太さんですが、実は意外な一面を持っています。
雑誌「Fineboys」のインタビューでは、自身の性格について率直に語っています。「失敗は怖い?」という質問に対して、「恐れます!」とキッパリ。「だから、めっちゃ計算するんですよ。失敗するシーンをたくさん想定して、その中からできる限り大丈夫そうな失敗に収めよう、みたいな」と明かしています。
さらに「意外と●●が苦手」という質問には、「アドリブ!」と回答。「めっちゃ苦手なんですよ。失敗が怖いから、事前に考えておきたいんです。関西人やからってその場でパッとおもしろい一言は出てこない(笑)」と、関西出身でありながらアドリブが苦手という意外なギャップを語っています。
同インタビューでは、旅行は「計画的」、コーデは「予定を考えて決める」、悩みごとは「誰かに相談する」など、慎重で準備を大切にする性格が浮かび上がってきます。明るく盛り上げ役に見える一方で、実はしっかり者で計算派という素顔があるのです。
【ハーフとしての葛藤と前向きな姿勢】
過去のインタビューでは、アフリカ系アメリカ人のルーツを持つことについて、容姿にコンプレックスを感じた時期があったことも明かしています。ジャニーズとして活動する上で難しさを感じたこともあったようです。
しかし現在では、「同じようなルーツを持つ人の背中を押したい」という前向きな言葉を語っており、自分の個性を受け入れ、むしろ「目印担当」として活かしている姿が印象的です。
【ブログでの素顔】
本人公式ブログ「りちゃぶろぐ。」では、日々の活動やメンバーとのやりとり、ファンへのメッセージなどが綴られています。計算派で慎重な性格ながらも、ファンへの感謝を忘れない誠実な人柄が伝わってきます。
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こうしたギャップこそが、草間リチャード敬太さんの大きな魅力。見た目とのギャップ、明るさと慎重さのギャップが、多くのファンを惹きつけているのです。
草間リチャードはハーフですか?
アフリカ系アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフです。ただし京都府生まれ京都育ちで、英語は全く話せません。
草間リチャードの性格は?
明るく盛り上げ役に見えますが、実は失敗を恐れる計算派。アドリブが苦手で、事前にしっかり準備するタイプです。
草間リチャードの特技は何ですか?
サックス、ベース、ダンスのほか、デザインや絵を描くこと、裁縫などの細かい作業が得意です。コンサートグッズのデザインも担当しています。